RE:PERCH(リパーチ)は2024年6月8日、オンラインセミナー第4弾「『オリンピック』に見て学ぶ 人生をブレずに生きる力」を開催しました。
大好評企画の第4弾。参加者は54名。
同団体顧問のまさるさんによる講演と参加者同士のディスカッションにより、自分の人生について考えを深める時間になりました。
人はなぜブレるのか?
イベント冒頭、まさるさんは自身の経験を元にこう話しました。
「私も昔はブレブレの生き方をしていました。
なんで頑張れば頑張るほど辛いのだろう…と考えた時に、他人の基準で自分を判断するからだと気付きました」
始まりは「他者比較」
人の心がブレてしまう原因の1つについて、「自分と周りの人を比較してしまう性格」があると話します。
他人と比較せずブレない方法として、「自分自身のルーツ(思い)をはっきり知ること」が必要だと言います。
その根拠として今年の夏に控えたオリンピックを例に挙げました。
オリンピックのルーツから学ぶ
オリンピックは元々、ギリシャを中心にしたヘレニズム文化圏の宗教行事でした。
これは一度途絶えますが、1896年に「近代オリンピック」として復活を果たします。
フランスの教育者ピエール・ド・クーベルタン男爵が新たなオリンピズムに「平和の祭典」を提唱。世界各国で賛同を得て、今日のオリンピックが始まりました。
ピエール氏は自国の教育改革のために世界各地を視察していた背景から、これは「スポーツ教育における理想の形」でもありました。
このようにしてオリンピックは、今日まで受け継がれてきました。その理由はやはり「はっきりとしたルーツ=理念があるからだ」とまさるさんは話します。
人生の主人公は”自分”
このことを踏まえて…私たちがブレずに生きるためにはどうしたら良いのか?
最後に解説してくれました。
自分のルーツを探そう
まずは、オリンピックにルーツがあるように、「自分自身のルーツ=”思い”をはっきり知ること」だと言います。
すると、それに基づいた「人生の目的・軸」が見えてくるとのこと。
そこで、1862年にドイツ統一へと導いたビスマルクが残した言葉が紹介されました。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
オットー・フォン・ビスマルク
自分の思いを知る方法は1つではありませんが「経験から学ぶ」だけでは、自分の経験値以上の学びが得られません。
まさるさんは「歴史は不変的なもの。自分のルーツを知るためにもまずは、人や社会の起源や歴史を学ぶことをおすすめします」と参加者に呼びかけました。
歴史を学ぶこと
歴史を学ぶには様々な方法がありますが、一番簡単な方法は「読書」だと言います。
究極の歴史書として「古典」がありますが、中々ハードルが高い…。
そんな人にオススメなのが、まさるさんも愛読しており、人生の成功者に共通するエッセンスをまとめた以下の本だそうです。
『7つの習慣 人格主義の回復』
スティーブン・R.コヴィー著
「歴史を知ることで自分のルーツも見つけていきましょう」と話し、イベントは締めくくられました。
おわりに
今回も沢山の方にご参加いただいき、ウェビナー中も温かい反応をありがとうございました。
本イベントが、ブレない人生の初めの一歩としていただけたら嬉しいです!
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