RE:PERCH(リパーチ)は11月23日、埼玉県の大宮けんぽグラウンドで開催されたキリスト教福音宣教会主催のCGMサッカー関東大会に出場し、女性チームが優勝、男性2チームがそれぞれ上位リーグ3位、下位リーグ9位の成績をおさめました。女性は第1回大会に続き2連覇です。
当日は女性13チーム、男性20チームが出場し、約1000人が参加。転倒した人を相手側の選手が助け起こしたり、所属チームに関係なくプレイを褒め合うなど、勝ち負けではなく「神様の愛を実践」することを目的とした大会です。
【女性】神様を呼び、心をひとつに2連覇
RE:PERCH女性チームは、予選リーグでVORTEXに2-0、SE-NEに5-0、Wings sunriseに2-0で3戦全勝。
決勝リーグ1試合目はWings sunset=東京都文京区=に5-0で快勝するも、クルーズ=東京都新宿区=との最終戦では堅い守備に阻まれ0-0で試合終了。サドンデス方式のPK戦に入ると、1人目のシュートは両チームともキーパーに阻まれ、先攻RE:PERCHの2人目もシュートを止められます。会場全体が緊張に包まれる中、後攻クルーズの2人目が見事にゴールを決め、今大会初の黒星となりました。
PK戦に敗れすっかり肩を落としていた選手たちでしたが、総合順位には得失点差が反映されて結果は優勝!
主将の澁谷優里選手(25)は「私たちは『神様を呼ぶこと』で、天から力を受けて堂々とプレイし、得点を重ねることができました。ただ神様に感謝したいです」と喜びを噛みしめました。
【男性・横浜】上位リーグで健闘。「悔しさを次に」
男性は上位2グループ8チーム、下位3グループ12チームに分かれた予選リーグの後、上位4チームによる決勝トーナメントを実施しました。
RE:PERCHの男性・横浜チームは上位予選リーグのBグループに出場。Wingsアルパに0-0で引き分けた後は、TOKYO BLAZE αに3-1、クルーズAに1-0と白星が続き、グループ1位で決勝トーナメントに駒を進めます。
準決勝はフォルティス=東京都江戸川区=と対戦。RE:PERCHは果敢にシュートを放つも得点にはつながらず、1-0で惜敗します。
主将のまさひろ選手(27)は悔しさをにじませながらも「次の機会があったら必ず掴んでみせます。ここで終わらせず、学んで次に繋げるチームでありたいです」と話しました。
続く3位決定戦ではクルーズAに1-0で勝利し、総合順位は上位リーグ3位となりました。
【男性・静岡】初結成の連合軍、執念の1点
「RE:PERCH静岡」は静岡県のチームとRE:PERCHが今大会のために作った連合チーム。今年9月に地方創生とチャリティーを目的とした「リパーチカップin静岡」で交流した選手たちを中心に編成されました。
RE:PERCH静岡は下位予選リーグCグループに出場。守備がうまく機能し3試合2失点に抑える反面、攻撃点が中々決まらず1分2敗でグループ3位となりました。
VISIONヴァルム=東京都八王子市=との順位決定戦が始まる直前、監督のりゅういちさん(38)が「最後に1点取るぞ!」と喝を入れたことをきっかけにチームの雰囲気が好転します。選手同士が声をかけ合い、流れるようなパスワークから、最後はかん選手(28)が念願の初得点を獲得しました。その後も良い流れを切らさず2-0で勝利。総合順位は下位リーグ9位となりました。
連合チームの主将に抜擢された達哉選手(24)は、試合後が終わると選手1人1人に労いの言葉をかけました。りゅういち監督は「僕たちが掲げたテーマ『中心を掴み、心を合わせる』の通りに、主将を中心に団結し、良い雰囲気でプレイできたのがよかったです」と振り返りました。
神様の御言葉を実践し大会MVPに
本大会で全選手の中からMVPに選ばれた女性チームの選手は5試合で8得点を決め、予選2試合目ではハットトリックを達成しました。彼女は大会前に書籍『平和サッカー』(鄭明析著)を読み、「ボールを命のように大切に思ってプレイする」など、神様の御言葉を実践したからこそ結果を出すことができたと話します。
そのほか、RE:PERCHではトランペットや太鼓での応援、味噌汁や軽食の準備、審判や本部運営など裏方として大会を支えるなど、選手以外の方々も各自の役割で活躍しました。
CGMサッカー関東大会は、テーマ通り「愛と平和」が満ち溢れる時間になりました。今後もRE:PERCHは愛と平和の精神をもち、全世代の笑顔と感動のあふれる成長環境”HOTサードプレイス”を創出していきます。
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