RE:PERCHは2024年10月12日、キリスト教福音宣教会(以下、CGM)が主催する第4回CGMサッカー関東大会に男性2チームが、横浜チームと静岡チームに分かれて出場しました。
両チーム共に優勝とはなりませんでしたが、大会スローガン「愛すれば平和が来る」を体現するために努力し、敵味方関係なく感謝と喜びが溢れる時間となりました。
テーマは”感謝”!
上位リーグに出場したRE:PERCH横浜。チームテーマに「感謝」を掲げ、良い時も悪い時も感謝の心を忘れずに試合に臨みました。
最後の1分、奇跡のゴール
初戦はFortis aとの対戦。攻める姿勢の足りなさが目立ち、0-0で引き分けに。
Wings アルパとの第2試合では「失点後は必ず全員で集まる」と決めたルールが功を奏し、前半戦で相手チームに先制点を取られるも流れを奪われない試合運びとなりました。
後半戦が始まりすぐにPKチャンスが訪れ、キャプテンが1点を奪取。
その後、相手チームが残り時間3分で1点を決め勝ち越しを許すも、最後の1分になおき選手がゴールを決め、2-2で試合を終えました。
サッカーを通して人生を学ぶ
第3試合は上位リーグ2位のTokyo Blazeと対戦。前半戦でコーナーからこぼれたところで失点を許し、0-1で惜しくも敗れてしまいます。
波状攻撃はできているものの、得点まで繋げきれないことが課題として残りました。
最終戦はFC Gloryとの対戦。
前半でクロスからヘディングで先制点を取ると、その後も続けて1点、最後にはダイレクトボレーシュートで3-0に。
後半戦終了間際に1点を取られるも、そのまま逃げ切り3-1の白星で最終戦を終えました。
試合後、選手たちからは「失点後に集まるのがとても良かった」「困難を乗り越えることを通じて、そのように生活の中でも乗り越えられるという希望が見えた」といった声が上がりました。
これまで中心になってチームを牽引してきたまさひろ選手は、「前線でフォワードの人たちが待ってくれている姿を見て『愛情を込めてボールを届けたい』という思いが生じ、そういう愛で平和が成されるんだなと感じました」と話しました。
広域から集った選手たち
RE:PERCH静岡は下位リーグに出場。静岡在住のキャプテンを始め、山梨、浜松、千葉など様々な地域から集まった選手たち。ほとんどが初対面の中、「最後まで諦めない」を合言葉に試合がスタートしました。
「最後まで諦めない」言葉の力
第1試合はVISION府中&相模との試合。前半は果敢に攻めるものの点数を取ることができず、0-0のまま試合が終了。
後半戦が始まると相手チームのロングシュートが決まってしまいましたが、すぐに気持ちを切り替え、左サイドからボールを運んで攻め込み、そのままダイレクトに鋭角なシュートが成功。これにより、結果は1-1の引き分けとなりました。
「先制点を決められて少し弱気になりそうな瞬間があっても「最後まで諦めない!」という言葉の力で乗り越えることができる」と顧問や監督が話し、選手たちの気持ちを奮い立たせます。
RE:PERCH静岡はその後、第2試合でTUKUBA ATTAに0-1、第3試合で本リーグ2位のVISION三鷹に0-2と惜しくも敗れます。
「『もしかしたら誰かがやってくれるかな』という考えをなくして、自分からボールを取りに行くことが大切」と顧問が選手らを鼓舞し、「大変な時こそ感謝しよう!」と最終戦に向けて一致団結します。
強い意志が結果へ
最終戦はFortis Ωとの対戦。前半、味方からのナイスパスで先制点を奪取し、ディフェンスではキーパーの見事なセーブでチームを救います。
後半戦では、選手としても出場している顧問からのパスを受けたキャプテンのたつや選手が更に1点を決め、2-0で試合終了。初の白星を上げました。
ゴールを決めたキャプテンは「技術よりも『絶対やり切る!』という気持ちがもっと大切なのだと実感しました」と話しました。
監督は「キャプテンがゴールを決めた時は思わず涙が込み上げてきた」とコメントし「結果が出る時まで変わらずにやり続けること。新しい人、新しい地域を巻き込み、これからもっと良いチームにしていこう」と話しました。
また最終試合にはサッカー初心者の高校生も参加。「普段は1人で過ごすことが多いが、この大会を通じて仲間を信じることの大切さを知った。定期的にスポーツに参加したい」という嬉しい言葉を聞くことができました。
おわりに
コートの外では、他チームの方から軽食の差し入れをいただきました。
嬉しさと共にチームの垣根を超えて応援し合える環境の貴重さを一層感じる機会となりました。
大会を運営して下さった方々、応援して下さった方々、本当にありがとうございました!
今後もRE:PERCHは技術の向上だけではなく、スポーツを通じた自己研鑽・人材育成のできるチームとして活動していきます!
コメント