地方創生を目的とした「RE:PERCH CUP in静岡」を初開催しました

RE:PERCH(リパーチ)の男性チームは9月16日、静岡県の大井川河川敷サッカーグラウンドで「リパーチカップin静岡」を実施しました。県外での開催は今年8月に行った茨城県に続き2回目です。

テーマは地方創生と「身近チャリティー」

今年1月に総務省が発表した2022年の住民基本台帳人口移動報告書によると、静岡は転出者数が転入者数を上回る、全国でワースト8位の超過転出県。

このような状況を踏まえ、今大会のテーマの1つに地方創生に必要な人材育成が挙げられました。初のホームとなった静岡在住の選手たちは大会前の3週間、毎日欠かさずに天候や出場選手のためのお祈りを捧げるなどして地方の復興に必要な団結力を高めたそうです。

また「自分にとって大切な人」を改めて認識し感謝の想いを伝える活動も。「身近チャリティー」と銘打ち、大会に駆けつけてくれた家族や友人たちに向けて、出場選手らの参加費からささやかな金一封をお返するユニークな取組も行われました。

“心震わせるプレー“でMVPに

当日の参加者は約50人。RE:PERCHのほか、東京主信仰教会=東京都江戸川区=が母体となる「Fortis(フォルティス)」、希望光教会=東京都目黒区=の「Pro Style(プロスタイル)」、静岡をはじめ東北や北陸地方などの選手たちを迎え、この日限りの「ごちゃ混ぜチーム」を4つ結成。総当たり戦ののち、上位2チームで決勝戦を行いました。

大会のハイライトを飾ったのは静岡の選手・ハルさんのプレー。ボールが場外に出てしまいそうな場面で、ゴールラインギリギリでボールに追いついたハルさんが味方に執念のパス。受け取ったチームメイトがゴールを決め、会場全体が興奮と喜びに包まれました。

その姿は「FIFA ワールドカップカタール2022」の日本対イタリア戦で見せた三苫薫選手の伝説のプレー「三苫の1mm」のようだったと興奮気味に語る参加者たち(笑)。このことが評価され、ハルさんは今大会のMVP選手の1人にも選出されました。

RE:PERCH顧問のまさるさんは「正直追い切れると思っていなくて、感動しました。こういう心に届くようなプレーをできる人たちがたくさん出てくるチームにしたいですね」と話しました。

神様の愛を感じるサッカー大会

日本全国からの参加者が互いに応援し、支え合う姿に「こういう大会が本当にあるんですね」と目に涙を浮かべた選手も。会場準備に尽力した静岡のかん選手は「神様の愛が感じられる大会になったと思います」と笑顔を見せました。

RE:PERCHはこれからも地元・横浜だけではなく、日本全国の選手たちと積極的な交流をしていきたいと思います。今大会開催に様々な形で携わって下さった皆さま、本当にありがとうございました!

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