RE:PERCH主催のオンラインセミナーを初開催!「ビジョンの見つけ方」を学びました

RE:PERCH(リパーチ)が主催するオンラインセミナー「ビジョンが見えないのはなぜ?歴史から紐解くビジョンの見つけ方」を、9月3日に開催しました。

同団体顧問のまさるさんによる講演と参加者同士の活発な議論が行われ、一人一人の「ビジョン形成」につながる時間となりました。

きっかけは”進路に悩む大学生の声”

スポーツを通じた自己研鑽と人材育成を実施しているRE:PERCH。小学生から社会人までの幅広い年代が交流する中、進路に悩む大学生の声をきっかけに初めてのオンラインセミナーの実施が決まりました。

当日はRE:PERCHのメンバーをはじめ、その友人や公式SNSを見て参加した方など約60名がzoomにアクセス。

参加者を対象とした事前アンケートでは「将来の自分を思い描けない」「何かしたいけれど、何をすればいいのか分からない」と悩む声が多く挙げられました。

講師は、強豪・筑波大学サッカー部で選手として活躍していた経験を持つRE:PERCHの顧問・まさるさん。

自身の経験や考えをもとにビジョンについて熱く、分かりやすく話してくれました。今回初めてRE:PERCHに参加した男子大学生からは思わず「カッコいい」という声も(笑)

ビジョンが見えない原因は”歴史と宗教”

ビジョンを描けない原因について、日本の歴史に焦点を当てて解説してくれました。

1954年に日本に伝来したキリスト教。最初は受け入れられていたそうですが、豊臣秀吉による「禁教令」から状況が一変。踏み絵や鎖国、村八分などが行われ、結果的に日本人が「仲間外れ」や「周囲と違う自分」を過度に恐れる性格や思考の形成につながったと話します。

明治時代になると、軍国主義と天皇主権による「お国のため」思想が浸透。その強さは戦時中の「神風特別攻撃隊(通称、特攻隊)」にも表れており、敵のアメリカ兵にとってもその姿は非常に恐ろしいものだったと、戦中・戦後の記録にも記載されています。

また宗教の重要性についても言及。

宗教は「人がどのように生きていけば良いのか」を学ぶ学問であるとし、江戸時代の「禁教令」で日本人が宗教を学ぶ機会を失ったことも、ビジョン形成が難しい要因の1つだと話しました。

大切なことは”考え”と”出会い”

まさるさんも「大学のサッカー部を引退した後は燃え尽きてしまい、『これからどういう考えで生きれば良いか分からなかった』」と当時を振り返ります。

そんな中、自身のビジョン形成に影響を与えたのは海外の牧師さんが教えてくれた「人は考えで生きていく」という言葉だったそうです。

牧師先生は「人は考えで生きていく。人の値打ちは考えで決まる」って言うんです。そして、どんな状況でも常に「世界平和を成そう」と仰っていました。

当時の僕はどういう考えで生きれば良いか分からなかったから、大きな考えのスケール持つ牧師先生との出会いが本当に大きかったんです。

講師 まさるさん

現在のビジョンは「世界平和と、そのための人財育成」だと話します。

「大きな目標を立てても、自分にはできないと思い諦めてしまうことが多い」と悩む参加者に対しては「本来はできることがあるのに、その可能性に限界を決めてしまっているのは自分の考えセミナーを通して皆さんの考えが少しでも広がるきっかけになれば」と激励の言葉をかけました。

未来への1歩を踏み出すきっかけに

参加した人たちからは「自分の中の課題について、新しい視点の考え方を得られた」「ビジョンを立てる理由や想いが大切だと感じた」「まさるさんの行動力に驚いた。自分も何かしなきゃ」などの声が上がり、ビジョンについて考えを深める時間になったことが伺えました。

セミナーでのアドバイスを受け、既に新しい活動に踏み出している参加者も。

これからもRE:PERCHでは、団体理念「全世代の笑顔と感動があふれる成長環境HOTサードプレイス』」を様々な方法で体現する企画を実施していきます。ぜひお楽しみに。

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